一本歯下駄 ✗ カリンバが教えてくれること

GW真っ只中5/3・5/4、
第二回目となる、一本歯下駄とカリンバで、
五感をひらく2Daysワークショップ
『あるく・きく』が、無事終了しました。

5/3はカリンバを作り奏で、
5/4は海で踊り、一本歯下駄で
鎌倉佐助稲荷神社にお参りを行いました。

もうね、最高でしかない!!
濃厚な二日間のワークを
振り返りつつレポートしたいと思います。
初日の5/3は、丸いカリンバを作る
カリンバの森 1dayカリンバ・リトリート♪ 

午前中の『いろいろなカリンバを奏でて楽しむ会』は、
参加者2名に、先生2名という
プレミアムなワークでした(笑)

*次回の奏でる会は、6/1(土)10:00-12:00
鎌倉スタジオSeeSawで開催です*

予定としては、Tonal Nostalgiaの演奏と、
みんなで一緒に奏でるワークの2本立てでしたが、
少しアレンジして一人ひとりの
求めているものにお応えして進めました。

◎カリンバってどんな楽器なんだろう?
◎カリンバの音楽ってどうやって生まれるんんだろう?
◎カリンバらしさってなんなんだろう?

そういう部分を体感・体験的に
学んでいただけたのではないかな、と思います。
便利な今の時代、いろいろな音楽をネットで聴けたり、
演奏動画をユーチューブで観られます。
でもメディアを通して理解できることと、
分からないことがあると思っています。

メディアを通して分からない
部分ってなんなんだろう?
それはどうやったら分かるのだろう?

『そういう部分こそ、知りたい!!』
『そこんところを、教えてください!!』
みんなそんな風に思ってますよね???


でも、それはね。
情報として切り取って、
わかりやすく編集してしまったら
伝わらないこと、伝えられないこと。

メディアを通して分からない。
のだから。


今回のワークショップに限らず
僕がワークショップで大切にしていることは、
(ワークショップに限らず演奏でも同じです)
その場にしか生まれない響きを追求すること。

響きというのは、
その場に居合わせた人同士が
音とリズムを通じて、一つになること。
言葉にすると簡単だけど、
決して簡単なことだと思いません。


音楽の一つのジャンルやスタイルの中だったら、
共有するコンテクストがあるので、
一緒にセッションしたりということが可能です。

でもカリンバのように
プリミティブな音とリズムだけの世界の場合、
本質的な響き合いのために大事なことは、
それぞれの持つ音楽的なバックグラウンドや
スキル、表現力の問題ではなくて。
『ただ純粋な人と人の響き合い』
だと感じています。


周りの人の音を『聴く』ことから始まり、
自分の音を『聴く』ことにつながり、
そして周りの音と自分の音の
『ハーモニー』を感じること。

このことはこんな風に言い換えれると思います。

『他人を認め、自分を認め、
互いに支え合って、楽しみながら
一つの世界を作っていく♪♪』


カリンバ教かっ!!(笑)
でも、本気で!!
カリンバを奏でることを体験することで
日々の感じ方が変わったと、
そういった感想も多数頂いてます。

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『あるく・きく 2』
小畑 大左衛門 (Obata Daizaemon)
✗ 中本 将夫 (Masao Nakamoto)
今後も継続的な場作りをしていきます♪

(word by なかもと まさお)

Tonal Nostalgia

​ ヴォイスアーティスト コヤマナオコと マルチインストゥルメンタリストなかもとまさおによる サウンドスケープ・ミュージック。 ミュージックからサウンドへ、 サウンドからトーンへ。 音の本質へと還る旅の中で生まれた 新しくて懐かしい響きの世界。